CS60体験会桐生（余談、卒業式の思い出）

三月は卒業をはじめ移動の季節です。
お客様の中にもお子さんが卒業を迎えた方がいらっしゃいます。
別れがあれば出会いもある。あたらしいフェーズに入る自分自身との出会いと別れでもあります。

移動の車のラジオからも、『卒業』の歌が流れていました。
昭和の歌で、♪ああ、卒業式で泣かないと冷たい人と言われそう
でももっと哀しい瞬間に涙はとっておきたいの
という歌詞があって、いいフレーズだなあと思いました。

自分が学生の時を思い出すと、どうだったのか？
泣いた時もあるし、みんな泣いているのに泣けないなあ～とか、思っていた時もあったような。
中２の時は、厳かに式が進む中、遅れてきた保護者が体育館の扉をそーっと開けると、
その大きな扉が外れて、バコーンッ！！！と1年男子の後頭部を直撃！
わたしは身長が高いから会場の一番後ろにいて、よく見えたのです。
保護者のお母さんが大丈夫？と駆け寄り、その時は落ち着いたのだけど、
しばらくして振り返ったら、１年男子の大きな目から涙が粒になってぼたんぼたん落ちていて
それがギャグ漫画の一コマに見えて、笑うのを我慢しなくちゃならないと余計笑えてきて、
それがまわりに伝染して、列の後方ぷるぷる震えて、前の方の人にしーっと怒られたり、つねられたり
本当に大変だったという記憶があります。
歌詞のような高尚なものはなるでなかった人生です。