ミトコンドリアと卵子
女性器官のケアのご相談を受けます。
妊娠のみならず、多くの女性にとって女性である自信を裏で支えているものとも感じます。
その大切な器官はダメージを受けやすく、悩んだり、受診をしている方は大勢いらっしゃるようです。
また術後の体調や跡、人に言えないことってありますね。
お話をしながら、クルクルとケアをしています。
一時期傷ついても乗り越え、立ち上がってゆく女性の姿は、同性のわたしからみても素敵です。(幸せになりましょう!)
さて、子宮と細胞についてのお話があったので、シェアします。
健やかな妊娠のためにミトコンドリアの質に注目しています。
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細胞の中には「ミトコンドリア」という小さな器官があります。
ミトコンドリアは細胞ひとつひとつにミトコンドリアが入っていて、体のエネルギーを作る重要な器官となっています。
わたしたち人間の体は、37~60兆個の細胞でできていると言われていて
1つの細胞に平均300~1,000個ほどあり、大切な細胞ほどミトコンドリアの数は多くなっているそうです。
新しく生まれ変わる細胞を作ったり、細胞を修復するためにはミトコンドリアが作り出すエネルギーが欠かせません。
ところが、ミトコンドリアが半減してエネルギー不足だったり、質の悪いミトコンドリアによって、活性酸素が大量に発生していると、細胞の老化は加速していきます。
卵子にはなんと10万個以上のミトコンドリアが存在しているそうです!
桁違いの多さをみると、生殖には大きなパワーがいるのが伝わってきます。
残念ながら年齢を重ねるとミトコンドリアの数が減ってしまい、活性酸素を排出する力が弱くなります。
ですが、ミトコンドリアを元気にすることは、卵子の質を高めて健やかな妊娠を維持することに繋がってゆくそうです。